格闘ゲーム界の生きる伝説、“ウメハラ”こと梅原大吾氏が、最近流行りの『VALORANT』を体験。FPSゲームの魅力に取り込まれ、まさかの敗北宣言が飛び出したようだ。その背景にあるのは、やはり格闘ゲームの“一見さんお断り”文化だろう。
きっかけとなったのは、5月14日に開催された「格ゲーマーVALORANT」というイベント。梅原氏をはじめとして、ふ~ど氏やこくじん氏など、さまざまな格闘ゲームの有名プレイヤーたちが集まり、「VALORANT」でチーム戦を行うものだった。
梅原氏は、イベントとは別に自身の配信内でも「VALORANT」をプレイ。「ストリートファイターV」でマッチングする合間に、“ついで”としてプレイしていたはずが、「VALORANT」のデスマッチモードにドハマりしたようだ。
「VALORANT」を起動しながら、「本物のドンパチやるかあ」「クッソおもしれえなあ」と呟くと、拍手しながら「負けだ、俺たちの」と称賛。格ゲー界を引っ張ってきたレジェンドが、冗談交じりに白旗を上げる光景が映し出された。
梅原氏は現在も「ストリートファイターV」のプロゲーマーとして活動しているが、なぜ「VALORANT」をそこまで評価したのだろうか。
「ストリートファイターV」にかぎらず、格闘ゲームはストイックにプレイヤー同士の力量が問われる面がある。その力量に関しても、エイム力などとは違って、コマンドやキャラクターごとの対策などの“座学”の比重が大きい。
ハードルの高さから、新規参入するプレイヤーが少なく、界隈が盛り上がりにくいのが現状。たとえば『Twitch』の2021年視聴時間ランキングによると、日本語配信ランキングのトップ2はFPSゲームの「VALORANT」と『Apex Legends』だった。その一方、広義の格闘ゲームでランキングに入っていたのは、15位の『スマブラ』のみ。
新規プレイヤーが少ないということは、必然的に初心者同士で練習する機会も減ってしまうということ。いわば“負のスパイラル”なのだが、「VALORANT」では逆に“正のスパイラル”が起きている状態。梅原氏も5月17日の配信にて、「『VALORANT』さあ、人が多いから初心者もいっぱいいるんだよね。だから遊びやすい」と話していた。
そんな格闘ゲームの現状について、ネット上では《格ゲーは現代人にはストイックすぎるんだよね…だから減るのはあっても増えることはないと思う》《俺は2年ほど前から格ゲーが終わってると言い続けてる》といった厳しい声が散見される。
もちろん、梅原氏も格闘ゲームを本当に見放しているわけではなく、より良い未来を作りたいと思っているはず。格闘ゲームが、かつてのような対戦ゲームの“王道”として返り咲く日を見てみたいものだ。
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ヴァロラントの前にスマブラに負けてるだろww
かつての格ゲーを取り戻すみたいな気持ちでいられると迷惑なんだろうな
作ってる方まで内輪扱いしちゃダメになる
インディーならわかるけど…
ウメハラにとってスト5は遊びじゃないんだろう
格ゲーて技術的な練度を直接競い合うばかりで、
ゲームとして緩急の緩を楽しむ余韻がないんだよな。
この記事へのコメント
スマブラだってマリカーだって勝つための練習はするのに格ゲーだけ嫌がるのがわからん
格ゲーはアレなのが多くてやかましいから
APEXのゴミ勢を更にやかましくしたようなのが初心者に絡んでくる
だから嫌われて人が離れる