なぜソニーは「PS5」を米国以外で値上げするのか? 業界アナリストが分析
かたや大手証券会社・Wedbush SecuritiesのMichael Pachter氏は、「米国で値上げするチャンスがあれば、(ソニーは)おそらくそうするだろうが、値上げはとんでもない考えだ」と述べています。「ソニーが教訓を学び、(値上げを)他の市場だけにしておくことを期待している」とも。
なぜソニーは消費者が望まない値上げをするのか? これについて、Pachter氏はソニーがPS5ソフトの標準価格を70ドルに引き上げたことや、世界最大のゲームショウE3に不参加を続けていることも不評を買っているが、大したペナルティを受けないようだと指摘しています。
また、単純な事実として、PS5がソフト抱き合わせで高い価格で売られていても、二次市場から新品を手に入れたとしても、PS5の需要は非常に高いまま。つまり転売屋が利益を上乗せした価格でも売れているのだから、ソニー本家が値上げしても問題ないとも考えられています。
さらに「(PS5の)供給状況が改善されれば、ソニーは値上げしても需要が供給を上回っていることから、販売台数の目標を達成できると予想している」とのこと。米国以外での値上げは「ハードウェアの収益性を安定させ、(会計年度の)目標をクリアするため」に行われたのだろうという見方もあります。
上記のAhmad氏は、ソニーが1年前に投資家に対して、PS5のディスクドライブ搭載モデルは利益が出ていないこと。また、ディスクなしのデジタル版はまだ赤字が出ていると述べたことを振り返っています。Pachter氏もこのような見方に部分的に同意しており、「ソニーは(PS5で)黒字を出すことを計画していたし、すでに軌道に乗っているが、おそらく予想よりも利益が少なかったため、消費者に負担してもらうことにした」と語っています。
米国でもPS5の価格を50ドルほど値上げしても、需要にはそれほど影響しないはず。それでも、ソニーの値上げは「PS5を買う代わりに(マイクロソフトの定額ゲームサービス)Xboxゲームパスに申し込む理由が1つ増える」ことになるため、Pachter氏はこのタイミングでの値上げは妥当でないと述べています。
さまざまな見方がありますが、転売屋らがプレミアム価格を付けたPS5でさえも飛ぶように売れてしまったことは、ソニーにとって米国以外での値上げに踏み切る判断材料になったのかもしれません。
https://getnavi.jp/gamehobby/781938/
ユーザー見てなくて草
ますますタイレシオがヤバくなるな
マジかよ
この記事へのコメント
飛ぶように売れた(転売ヤーに)
ゲームハードってソフトのロイヤリティでハードの赤字を補填するのが普通やろ
性能が変わらない新型で値上げってPS5用のソフトが売れてないって事やん
まともな転売対策もしないで安易な値上げは消費者が見限るきっかけやで
嫌なら買うな
でも抽選販売で即完売の現実
文章読解能力ないんか?
転売屋でせいで欲しくても買えない人が今でもいるんだから抽選販売で即完売ってのは当たり前やろ
要は転売対策もとらず欲しい人に全然いきわたってないのに値上げってのが批判されとる理由だろうが
これからも転売の商材としては売れ続け、ソフトが売れないからサードは離れていく
これだけだな
どうせカルトの壺、そういう奴等しか買わないし、信者が残ってる内に儲けるのも商売。
その分、一般人からの企業イメージが悪くなる一方だけど。
どうせなら信者からだけ嫌われる工夫をすれば、次が有るのだろうけど、そもそも信者向け以外の開発ネタが枯渇してるし、こんなもんか。
こういう商売の仕方は長い目で見れば悪手じゃないのかね。出来るだけ稼いでハードから撤退するつもりだったりして。
このタイミングでスイッチが値下げしたら面白いのに
負けハードまっしぐらよな。
信者は祭壇か何かにPS5を何台も奉ってるのか?
転売屋の儲けが減るだけで終わりそう
逆ザヤ本体だけが売れて、肝心のソフトが売れない
事業として取り返しのつかないレベルの大失敗なんだけど