ここ数年、ソーシャルゲーム事業の迷走が指摘されているゲーム会社・セガ。4月25日にリリースされる期待の新作『404 GAME RE:SET ‐エラーゲームリセット‐』についても、SNS上では先行きを心配する声が上がっている。
世界一のソシャゲ会社との一騎打ち
同作は、スマートフォン向けのシューティングライクRPG。セガがあらゆる分野の頂点を獲った架空の世界で、名作ゲームを擬人化した「キャスト」たちの戦いが描かれる。
セガのみならず、カプコンやバンダイナムコエンターテインメント、タイトーといった有名ゲーム会社とコラボ。さらにクリエイティブディレクターに『ニーア オートマタ』のヨコオタロウ、キャラクターデザインに『ヘブンバーンズレッド』のゆーげんを迎えるなど、かなり力の入った制作体制だ。
ところが、そんなセガ渾身の大作にもかかわらず、ゲーム業界では不安視する見方が強い。リリース翌日の4月26日、世界が注目するゲームブランド『HoYoverse』の新作『崩壊:スターレイル』が始動するためだ。
「HoYoverse」といえば、今世界でもっとも遊ばれているゲームの1つである『原神』のブランド。「崩壊:スターレイル」は、全世界3,000万ダウンロードを超えた『崩壊学園』から始まる「崩壊」シリーズの3作目にあたる。
当然、国内外で大きな注目が集まっており、事前登録者数だけで驚異の1,000万人を達成しているほどだ。
それに対して「エラーゲームリセット」の事前登録数は、4月20日の時点で20万人を突破するペース。少なくともスタートダッシュには大きな差がつきそうだ。
セガのソーシャルゲームは復活できるのか
スマートフォン向けゲームはダウンロード容量の都合などもあるため、ユーザーの奪い合いになることが多い。
今年一番の大作とも言える「崩壊:スターレイル」にリリース日をぶつけるのは、得策とは言い難いだろう。
セガのファンからも、《絶対負けんのわかってんのになぜGOサイン出したのか》《駄目だこりゃ セガらしいといえばらしいけど絶望しかない》《1カ月配信を遅らせた方がいい》《サクラ革命を上回る、セガ史上最悪の失敗になるぞ》などの苦言を呈されている。
そもそもセガのソーシャルゲーム事業自体、好調とは言えない状態だ。たとえば2021年7月には、『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』がリリース半年でサービス終了。人気ゲーム『サクラ大戦』シリーズの最新作にもかかわらず、歴史的な失敗作として名を残した。
また、今年5月31日には『シン・クロニクル』がサービス終了を迎えることが決定済み。同作もリリースから1年2カ月と、脅威的なスピードで撤退に至っている。
「エラーゲームリセット」は久しぶりの成功作として、セガの救世主になれるだろうか。4月17日から前日譚にあたる『404 GAME RE:SET ProloguE』の配信が始まっており、好評を呼んでいるようなので、本編のヒットにも期待したい。
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この記事へのコメント
いうほど渾身か?
セガ的には面白半分で作ってみましたって感じでしょ
てっきり普通のRPGかと思いきや
体験版みたいなのやってみたらSTGって
今時STGソシャゲって
IOSのガチャゲーなんて興味ない
まいじつっぽいと思ったらまいじつだった