■現代のリメイクタイトルに求められるものとは?
今回の体験版の配信にともない、プロデューサーの田付信一氏はSteamプラットフォームのストアページにて、簡単なインタビューに応じている。同氏はリメイク版に含まれる新要素について、「七英雄の昔のエピソード」「連携で戦略性が増したバトルシステム」「アビリティで幅が広がった成長要素」「新クラス・新陣形・技術」「パワーアップした都市開発・武器開発」「帝国大学試験やせんせい探しのようなミニゲーム」「3つの難易度選択」「フルボイスになったイベントシーン」「オリジナルとアレンジが選択できるBGM」などが挙げられると語った。
シリーズをプレイした経験がないフリークにとって一連の作品は、特にシステム面において複雑な構造を持ち、初心者に優しくない、コアなファン向けというイメージがあるのではないだろうか。田付氏の発言もまた、前半部分については、そうした先入観を強めるものだったように思う。
一方で、同氏は他の設問で「ほかのシリーズ作品とは物語や世界観のつながりがないこと」「今作では、チュートリアルの充実、難易度の選択要素を盛り込んだこと」に触れ、シリーズ初体験でも気軽にプレイしやすく、誰でも楽しめると説明した。このようなアプローチは「ロマンシング サガ」シリーズにとって、間口を広げていくことにもつながる可能性がある。
実際に体験版をプレイしてみると、そのインプレッションは田付氏の話すとおりであると感じた。同タイトルの難易度には、ストーリーを楽しみたい層向けの「カジュアル」、RPGに慣れている層向けの「ノーマル」、原作に準拠した「オリジナル」の3つが用意されている。私は中間の「ノーマル」で遊んだが、シリーズから連想されるような過当な難しさ・複雑さは存在していなかった。この程度であれば、RPG慣れしていない、もしくはシリーズ初挑戦のプレイヤーであっても、十分に楽しむことができるのではないだろうか。その意味において『リベンジオブザセブン』は、時勢に応じた現代的なリメイクであるとも言えるだろう。
開発/発売を手掛けるスクウェア・エニックスは近年、人気RPGの復刻に力を入れている。『ロマンシング サ・ガ2』の前後に誕生したと紹介した上述の名作たちのうち、同社が手掛けたものはすべて、現行機を中心にリメイクやリマスター、移植といった形で生まれ変わっている。直近では『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のHD-2Dリメイク版も話題を集める。特にRPGジャンルにおいて、スクウェア・エニックスが最も注力するのが、往年の人気作品の復刻と言っても過言ではないかもしれない。『リベンジオブザセブン』の開発/発売もまた、同社にとってはその延長線上にある取り組みだ。
一方で、そのように生まれ変わった作品たちのすべてが、期待どおりの評価を獲得できたかと言われれば、一括りに認めることはできない実態もある。「ロマンシング サ・ガ」シリーズのファンが『リベンジオブザセブン』に思うのは、「同タイトルが成功作と失敗作のどちらに類するものとなるのか」だろう。スクウェア・エニックスの経験が生かされたリメイクとなれば、意義深い復刻となるのは間違いない。そこには開発チームの原作に対するリスペクトや理解も大きく影響してくるはずだ。
私はこれまで、スクウェア・エニックスの数々の復刻作品をプレイしてきたが、その経験に基づくと、『リベンジオブザセブン』のインプレッションは、『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』や『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』のそれに似ているように感じた。言わずもがなだが、両作品はどちらも同社が手掛けた復刻の成功例として名高い。原作の手触りをそのままに、映像や音楽、UIを現代風に作り直した丁寧なリメイクは、シリーズ/作品のファンが求めている形そのものだった。
実は前者は、『リベンジオブザセブン』を手掛ける田付氏率いるチームが開発を手掛けている。同タイトルに盛り込まれた原作への理解やリスペクト、遊びやすさへの工夫は、田付氏ならではのアプローチとも言えるのかもしれない。
://news.yahoo.co.jp/articles/baa4377d6bb7758f1201f83ba70aeb451ce8e454
可愛くする
ドラクエ3は明らかにダメな方
>>5
マスクデータが多すぎるからな、ベタ移植したら令和基準ではクソゲーよ
「私は斧が得意です(斧が得意だとキャラクター自身が誤解してるだけで、実際には斧適正ありません)」
これがおもしろいと受け入れられるのは昭和まで
FEの最新作のアンナさん思い浮かべたけど、このゲームにもそんなキャラいるんか?
>>7
ほんとそれだけでいいな
Switch版は売れそう
ステージの印象も良かったよ
エニ側のクインテット作品のリメイクもやってほしいな
豪華声優使い過ぎで意外と金かけてる印象
こういうのでいいんだよ、からこれ大丈夫か?に変わってる
この記事へのコメント
正直ちょっとボイスが足を引っ張ってないかなとは不安は有る