初代『PlayStation』では、1本5000円を超える価格のソフトが当たり前だった。そこで当時、衝撃を与えたのがたった1500円で買える『SIMPLE1500シリーズ』だ。そのラインナップの中から、コスパ抜群の神ゲーを3つご紹介しよう。
<その1>『THE キックボクシング』
その名の通り、「キックボクシング」の試合を楽しめる作品。巧みな戦略を求められる、絶妙な難易度によってファンから支持された。最大で15人のキャラを使用できる上、それぞれに重量や必殺技などの違いが設けられており、格闘ゲームとして充実していたことで知られる。敵のAIも優秀で、やみくもに攻撃を連発しているだけではなかなか勝てない。しかも「ストーリーモード」の進行フラグも不明瞭な点があり、ただ敵をKOし続けるだけでは進まないことも。それもあって、発売当時はネット上で攻略情報のやりとりが盛んに行われていた。
<その2>『THE 恋愛シミュレーション2 ~ふれあい~』
予備校を舞台にした、ひと夏の恋が描かれる恋愛シミュレーションゲーム。他のシリーズとは一線を画すボリュームによって、人気を集めた。当時の恋愛ゲームでは珍しく、主人公以外はフルボイス。6人いるヒロインの攻略を進めると、おまけシナリオが解放されるなど、周回要素も充実していた。ヒロインごとのシナリオも作り込まれており好評。中でも香坂遊穂のシナリオは、世界観を覆すぶっとんだ内容でファンを驚かせることに。
<その3>『THE ダブルシューティング』
シリーズで最もコストパフォーマンスが良かったのは、「THE ダブルシューティング」かもしれない。同作には、アーケード発の縦スクロールシューティング『RAY STORM』と『RAY CRISIS』が同梱されている。宇宙空間で戦闘機を操り、敵機を殲滅する王道の設定だ。アーケード版も完成度は高かったが、PS版では新規モードや新機体が追加。敵を一網打尽にできるロックオンレーザーの爽快感や、凝った3次元演出も高評価。ハイスコアを目指すやり込みプレイもファンを夢中にさせた。廉価版としての側面もあり、充実の内容だ。
なお、同梱による容量削減で一部BGMがカットされたのはファンの間で賛否が分かれるところだという。
名作も迷作も、さまざまなジャンルのゲームを輩出した「SIMPLE1500シリーズ」。ソニーの「ゲームアーカイブス」でより安く配信されているソフトもあるので、試しに遊んでみてはいかがだろうか。
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サクセス製って良作多かったけど
「SuperLiteシリーズ」のロゴが
ゲームタイトルにまで入れるのは止めてほしかった
フルプライスな地球防衛軍って1000円のハンバーガーめいたものを感じるねえ
よっぽどのファンでしか手が出せないみたいな
フルプライス警察です、止まりなさーい
今度の6は9000円てのは無謀過ぎるわ
すごい昔話みたいに懐かしむんだよね
シンプルシリーズにもなってたはず
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